選択と時間
価値の在る仕事とは、
⒈ 正しい目的意識を持ち、
⒉ 仮説の精度を上げ、
⒊ 解の質を高め、
⒋ 自らの作業効率を見直し、
⒌ 具体的に工程を組んで改善し、再生産する事
である。
サラリーマンになり、覚える段階を越え、仕事に対して余裕ができて自我が芽生えると
⒈を覚えさえすれば、⒊までは大なり小なり誰しもが目指すになる。
だが、さらにある程度時間が経つと、
3.と4.の段階の中間で仕事が「こなせる」事を覚える。
下手に利口になると⒌を自らに課す事について、見てみないふりをするようになる。
楽だから。
その仕事の「楽」をどう捉えるかがきっと人生の満足度にとって大きな差を生むのだろう。
1. 楽した時間を目的意識を持って別のことに使う
2. 楽した時間をTVや他人の付き合いやどうでもいいことに使う
自らの価値のある仕事にも向かず、プライベートも目的意識のない2の領域は不毛だ。
停滞だ。人生の浪費だ。
そこに自分の人生を突っ込まないよう、
仕事に於いてもプライベートに於いても常に目的意識を持つことが、
何者かの奴隷状態から人生を勝ち取り、開放する最初の一歩なのだ。