小者

「大した仕切り出来ない野郎だなぁ」

と、先輩に、言われた。
嫌味じゃなくてね。

…要は、後輩女子にたいして、先輩からじゃなくお前が、かっこよく領収書切れって話。
もうお前はそんな年次なんだと。

社会人四年目にして、こんな話しが出てくるんだなぁ。

上をばかりみてよい子をしててももダメだし、下をばかりみて、自腹を切 るだけで満足してても駄目だし。

純情に甘んじちゃだめだし、非常に徹しても満足できない。

求められるもんは変わってくんだなと、思った。

甘えてらんないね。
大人になんなきゃね。

晩夏

暦の上では、すでに晩夏と言うらしい。

そんなことを知ったからというわけではないけれど、
盆を過ぎると終わりかけの夏の雰囲気が漂い始める。

油蝉が鳴く。
命を振り絞る叫び。
音圧。
それは、この夏に生きて死ぬことだけを目的に生まれた命が存在したという証拠を、時という正体の無いものに深く刻み付ける作業。

春は桜。
夏は蝉。
秋は落葉。
冬は雪。

日本には、はかなく過ぎてゆく時を思い出させてくれるものがある。
それがいい。
それを忘れてはいけない。
 
今年もまた、こうして夏が過ぎていく。

Alcohol life balance

 盆の時期はきまって、会社がまったりしています。

 
偉い人もいないし、大体社員の半分が休んでいる。
朝も電車がすいている。
今日はランチにビールとワインを飲んじゃった。
 
案外呑んでも、仕事ってできるんだね。
 
 
照りつける日、響き渡るセミの声、立ち上がる入道雲。
 
 
子供の頃に見たはずのこの景色は、
背広を着てビールを呑む大人になった僕には違う喜びとして受容される。
 
 
さあ、あと一本企画書書くぞ。