平等な瞬間 2008年10月25日 終電。 目の前に座る二人の女性。 ひとりはスーツを着こなしたすらっとしたキャリア風の女性。 ひとりは金色のバックをもち、ノースリーブを着たロングの黒髪が綺麗なクラバー風な女性。 キャリア風の女性が疲れ果てて、クラバー風の女性に寄りかかる。 少し微笑んで、携帯に目を落とすクラバー風の女性。 普段は決して交わらない、反目しあってるような関係にあるだろう二人の関係は、東海道線の下りにおいて、疲労と同性と酒とゆう名において、 溶け合って許される。 些細な驚き。